マンション物件を選ぶ賢い8つのポイント

1.最も快適に過ごせる住戸の位置を決める

一口にマンションといっても、その形はもちろん、立地や並びによっても大きな違いがあります。
たとえば最上階などは、その上にフロアがないために直射日光で熱くなってしまったり、フロアの端の部屋などは壁全体が冷えるために、冬にいくら暖房を効かせても一向に効き目がないなど、いろいろなことが考えられます。
住戸を選ぶ際には、様々なことをシミュレートし、音や光、周囲の環境なども含め、そのマンションで一番に快適に過ごせる部屋を割り出すことが大切です。

2.南向きがいい部屋とは限らない

日本では太陽がおおよそ南面を通ることが知られており、日当たりの良い南面が好まれる傾向があり、南面を絶対の条件とする人も多くいますし、また住宅情報雑誌などでも南向きをセールスポイントとしていることが多くあります。
しかし、近年では必ずしもそうではないという考えの人たちも増え始めました。
例えば込み入った都市部では、南向きであっても建物などで影になることが多いですし、あまりにたくさん南の光が当たる物件は、暑さが厳しくなる夏場は室温も高くなるために決して快適に過ごせるというものではないのです。

3.駅に近い物件で考えるべきこと

交通の要である駅の近くのマンションには、はやり人気が集まります。特に都市部では通勤や通学が便利になるのは、大きなメリットになります。
しかしながら、駅前のように人が多く集まる場所は変化が多いことも確かで、大型の商業施設やビルなどが建築されてしまい、快適な住環境が失われるという可能性も考えておくべきでしょう。

4.マンションの価格の差は通気性と窓にでる?

マンションには高級マンションと格安マンションがあり、様々な部分で違いがあるのが当然ですが、意外に気がつかないものが、部屋の通気性の確保と窓の大きさの違いになります。この二つはコストダウンの対象になりやすく、建築費用にも大きな違いが出てきます。
マンションは戸建とは違い、コンクリートで密閉された器の中に住むようなものですので、こうした部分も考えに入れておきましょう。

5.二重天井、二重床のメリット

マンションの天井や床には、建物の部材を直接に利用しているものと、二重にしているものとがあります。
二重天井の方式を取っていると天井がすっきりとして見えるのが特徴で、また二重床は床のレベルを揃えることがしやすいために、バリアフリーになていることが多いのも利点といえでしょう。
また、どちらも建物の本来の部材との間に空間があるため、将来的なリフォームなどを考えた場合、配管やダクトの取り回しが行えるために大きなメリットになります。

6.マンション全体の寿命も考える

一般的に、マンションの寿命は30年と言われており、これ以上に建物を維持するためにはマンションの基本的な耐久性と適切なメンテナンスに委ねられています。
マンションを選択する場合にはこうした部分にも着目し、各設備や外観、外壁、給水配管や電気配管など、高品質で耐久性に優れているのかどうかの確認も必要になります。

7.地震に対する建物の備えはどうか

近年は大きな地震が数年おきに発生しており、また南海トラフを起点とする巨大地震や首都直下型の地震のシミュレーション動画なども政府から発表されています。
こうした未曾有の地震に対して、マンションがどのような対策を取っているかは、大きなちゅもくの集まるところです。
マンションの構造は、耐震、免震、制振などの要素を持っており、さらにこれらを複合化させることで、より地震に強い建物を生み出しています。

8.マンション管理の充実度を知る

マンションは人の住む場所になり、また長い時間を掛けていくものになりますので、どうしても経年の劣化をすることは免れません。
こうしたことを少しでも食い止め、快適に過ごせるかどうかは、マンション管理が鍵になります。
住民が管理組合を設けているのか、専門の管理会社に任せているかというのもポイントになりますが、廊下や玄関、駐輪場などの共用部を見て回ったり、外観の修繕の具合を見たり、様々なところに目を凝らすことで、マンション管理が行き届いているかどうかを確認するもの大切なことになります。