足の臭いトラブルを解決する5つの方法
みんなの前で靴を脱ぎたくない。そんな状況になったことはありませんか?
たとえば、お酒の席などで座敷席に上がることになったとき。そんなとき、思わず自分の足の匂いに顔をしかめてしまうことがありますよね。
男女や年齢にも関係ありません。革靴を履いたサラリーマンや、ブーツを履いた若い女性。靴のなかが蒸れやすくなっていれば、誰にだってこのトラブルはやってくるんです!
足の臭いの原因になっているものは何?
それにしても、なぜ足はそんなに臭ってしまうんでしょうか。
足が蒸れるということは、ようするに汗をかいている状態です。では、汗が原因なのか?ところが意外なことに、汗自体には臭いはありません。
なぜなら、ワキガなどの原因となるアポクリン汗腺は、足にはないからなんです!
では、どうして臭いがするのか
実は、匂いを出している犯人は細菌なんです。人間の皮膚には、もともとたくさんの常在菌がいます。その細菌が、汗によって流れ出した角質や皮脂を食べて、分解するときにあの匂いを出すんです!
しかも、常在菌の好きな場所は温度が高く湿った場所。そういう環境では、どんどん数が増えていってしまいます。
まさに、蒸れた靴のなかというのは最高の条件が整っているわけですね!
では、いったいどうすればこの臭いを防げるのでしょうか?
1.なるべく裸足で生活する
まず大地に、何より足を蒸れさせない。細菌が活躍しにくい環境を保っておくことですね。
蒸れなければ匂いがしないのはわかっているので、そのこと自体は分かっている人も多いと思います。でも、冬の寒い季節などは裸足は辛い。冷え性になると、布団の中でも靴下を履いているという人もよくいますよね。
でも、足の臭いを消すならそこは何とかするしかありません。
たとえば、帰宅してから足を洗うというのもいい方法です。歩いて帰ってきたあとというのは、足の温度は高くなっているものです。一度試してみると、意外と気持ちいいかもしれませんよ?
そのうち足の温度が下がってきたら、あらためて靴下をはけばよいわけです!
2.足の爪はこまめに手入れする
手の爪は人目に触れやすいので、しっかり手入れをしている人は多いと思います。
でも、意外と足は見られる機会が少ないから、爪を伸ばしたままという人もけっこういるのではないでしょうか。
じつは、爪の間というのは、細菌の好物である垢や皮脂の汚れがもっともたまりやすい場所でもあるんです。
それを取り除くためにも、足の爪はしっかり切る習慣をつけておきましょう。
3.ボディーソープで常在菌を退治する
原因のひとつである常在菌そのものを取り除けば、やはり臭いは防ぐことができます。
ようするに、よく洗うようにしておくということですね。特に、ボディーソープには殺菌効果があるものも多いので、ぜひ丁寧に洗ってみてください。
ただし、気をつけてほしいのは保湿力が売りのボディーソープです!
湿度が高くなるということは、それだけ常在菌が住みやすい環境になるということ。保湿も大切なことですが、足の匂いをなくすには、その点にも気をつけましょう。
足を洗うのに意外とおすすめなのが、手で洗う方法です。足には指や爪があるので、タオルではしっかり洗いきれないような部分まで、しっかり泡を行き渡らせることができます。
また、足の指を上下に動かすと血行が良くなる効果もあるので、これを機会にやってみてはいかがでしょうか。
4.靴はなるべくローテーションで履くようにする
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毎日同じ靴を履き続けるのは、臭い対策でもっともやってはいけないことです!
というのも、蒸れた足の匂いというのは、靴にしみついてしまうもの。もしそうなってしまっては、洗ったくらいではなかなか臭いが落ちなくなってしまうからです。
一度使った靴がしっかり乾くように、できれば3足はローテーションにしておきたいところですね。
5.足用の制汗スプレーで臭いを抑える
ワキの制汗スプレーなどはよく知られていると思いますが、じつは足専用の商品もあることをご存知ですか。
これさえ外出前に足に吹きつけておけば、かなり細菌の繁殖を抑えることができます。
制汗スプレーといってもいろいろ種類があるので、みなさんのライフスタイルに合わせて選んでみてください。
たとえば、あまり白くならないタイプなら靴下をはいたままでも安心して使えますよね。
制汗スプレーはもっとも手軽な対策なので、つねに1本は携帯しておくようにしましょう。
このように、原因さえ取り除いておけば足の臭いはかならず防ぐことができます。みなさんも、気持ちのよいお酒の席になるようにしっかり対策しておきましょう!