破綻を回避する住宅ローンの対応方法

家を買うということは、戸建てやマンションなどその形態にかかわらず、一緒に一度の大きな買い物になり、また、実際に大きなお金の動くものになるため、多くの人たちが住宅ローンを組んで購入することになります。

こうして安住の地を手に入れることにのですが、現在の社会情勢では必ずしもそのローンを滞りなく払い続けるということが、簡単なことではないことも確かです。

ちょっとしたきっかけから、住宅ローンを返済できなくなるという状況が年々に増えており、こうしたことから、人生そのものが破綻してしまったというケースも残念ながら増えていることは事実です。

本来であれば、住宅ローンが払えなくなったからと言って、人生や生活が破綻することはほとんどありません。

もちろん、その環境や状況は大きく様変わりし、家を手放すということにもなるかもしれませんが、しかし、人生の本質は何ら変わることがなく、住まう場所が変わろうとも、状況が変わろうとも、その中に住んでいた家族そのものが破綻するわけではないのです。

こうした状況を回避するために、まずは状況を見極めて適切な対処を取ることが必要で、そうしたことにはいくらかのポイントがあリマス。

1.住宅ローンの借り換えを検討する

日々のやりくりの中で、返済の遅延がないものの、このままで返済の遅れが出るかもしれないという場合には、まずは他の銀行などの金融機関に行き、住宅ローンの借り換えを検討しましょう。
借り換えを行うためには、最初にローンを汲んだ際と同じように様々な経費がかかりますが、それらも合わせて住宅ローンとして借り直しを検討してくれる金融機関もありますので、まずは相談をしてみましょう。

2.リバースモーゲッジへの借り換えを検討する

年齢的な問題や状況的な問題により、住宅ローンの借り換えが難しい場合には、リバースゲッジに借り換えをすることも検討しましょう。
リバースモーゲッジとは、現在の自宅を担保にして銀行などから資金を借り、毎月や毎年という形でそれを受け取るというものになり、これを利用することで住宅ローンの残りを借り換えて行く方法になります。

3.リスケジュールを検討する

住宅ローンの借り換えやリバースモーゲッジでの借り換えが難しい場合には、住宅ローンを借りている銀行などの金融機関に行き、返済計画のリスケジュールの相談をしてみましょう。
これにより返済期間の延長や、支払い能力が回復するまでの間の一定期間、利息のみの支払いだけにするなどの対応をしてくれる場合もあります。

4.住宅の売却を念頭に置いておく

住宅ローンの返済が難しい場合には、いろいろな手を尽くして返済の安定を図りますが、こうした交渉は非常に疲弊しますし、精神的にもかなりの苦労を伴います。

最も大切なことは家族を守ることであって、家そのものを守ることではありませんので、売却という選択肢も考慮に入れておくことが必要です。

5.売却をする際に知っておくべきこと

家を売却する際には、残っているローンの残高が売却資金で完済できなければ、家を売ることができない、と思われがちなのですが、必ずしもそうではありません。

不動産コンサルタントなどが仲立人となり、銀行などの金融機関との間に入って調整をしてもらい、任意売却を行うことで家の売却価格がローンの残高を下回っていても、売却をすることが出来るのです。

6.絶対にやってはいけないこと

破綻を回避するために絶対にやってはいけないことは、自らの命を絶ちこれによって住宅ローンの返済を行うことです。

住宅ローンを組む際には、多くの場合は団体信用生命保険に加入し、万が一に備えていますが、これは、不慮の事故などを想定したものであり、返済が滞ったから利用するというものではないのです。

家族の住まう住居を守るために、家族の要である自分の命を絶つ、これほど本末転倒なことはありません。絶対に、自らの命で破綻を回避することだけは、やってはいけないことなのです。